ウィーンのカフェ巡り
2015年 09月 19日
5日間過ごしたウィーンでは、カフェ巡りをメインに楽しんできました。
事前に日本在住のオーストリア人の方から、
お勧めカフェや美味しいパン屋さん、レストランを教えていただき、
どこも行きたいところだらけで、どこから。。。と迷うほどでしたが、
全て行くには、もう5日間欲しいほど(贅沢過ぎっ!)
写真を遠慮がちに撮って来ましたので、
ちょっとぶれたりしていますが、
カフェの雰囲気だけでも伝えられたらいいなと思います。
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お勧めは、グーラッシュ。
濃厚でスパイシーで、あと引くおいしさ。
私はまたウィーンに行く機会があったら食べに行きたい!ほどですが、
辛いものの苦手な主人は無理かな。
店内は地元の人たちが、遅くに気軽に立ち寄っているような自由な雰囲気でした。
ウィーンには、大人の落ち着いたカフェがたくさんあり、
夜遅くまで営業しているのが嬉しいですね。
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カフェ ディグラス
メラーンシュ(メランジェ)が美味しいと勧められて、
アプフェルシュトゥルーデルと一緒に注文。
ウィーンの伝統的なカフェである
銀盆にコーヒーとコップ入りの水、その上にスプーンをのせて出て来ました。
メラーンシュは、ブラックコーヒーに同量の泡立てたミルクを加えたもの。
ウィーンでは、一番人気のコーヒーだそうです。
店内はピアノの生演奏が行われ、雰囲気のよいインテリアで、
女性一人でも気兼ねなく入れそう。
シースルーのトイレはとても茶目っ気があり、
思わず写真を撮ってしまいました。
中に入って鍵をすると中央の写真のように
スモークガラスになりました^^
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特大のシュニッツエルで人気のお店。
シュニッツエルは子牛肉や豚肉を薄くたたいて揚げたカツレツです。
路地にあるお店は混んでいましたが、
50mほど離れた支店は奥に空きがあり、すぐに入れました。
想像を超えて大きかったです。隣に主人の携帯を置いて撮りました。
とても薄く、サクサクと軽くておいしい!
混んでいる時間帯を避けて出かけていたので、
いつも暗くなってからの写真ばかりですが、
次のカフェは、朝早くに出かけました。
カフェ ザッハー
ウィーンのケーキと言えば、ザッハートルテ!
スポンジの真ん中にアプリコットジャムを挟んだチョコレートケーキは、
やはり発祥のお店で味わいたいもの。
コーヒーは、
ブラウナー(濃いめに入れたモカにミルクを少し入れたもの)と
アインシュペナー(たっぷりとホイップクリームを入れたモカコーヒー)を注文。
さて、 ザッハートルテのお味は・・・
甘過ぎるかと思っていましたが、
無糖のホイップクリームとケーキがよく合っていて
ジャムの酸味がアクセントとなり、
断然、美味しかったです。
実は20代の頃、一人でこのお店に入ったような記憶があるのですが、
なんだか場違いな所に入ったような気がして、
ケーキの味も覚えていなかったのです。
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シュヴァイツァーハウス
地元の人たちが楽しみに足を運ぶお店だそうで、
ここの名物、シュバインシュテルツェ(豚の足のグリル)を
二人で一人前注文しました。
生ビール ブトヴァイザー・ブトヴァーと
1.2キロのシュバインシュテルツェ。
シュバインシュテルツェは外側がカリカリで食べ応えがあり
とても美味しかったのですが、
二人では食べきれず、残りはざざっとくるんでお持ち帰りにしてくれました。
ビアホールなだけにかなりワイルドです!
席に着いたとき、テーブルは食べかすで散らかっていたのですが、
ウェイターさんは、気にすることなくパパッと手で払いのけて注文を聞き、
精算時は、空いている主人の隣に座って
レシートを書いていました。
その光景が可笑しくて写真を撮りましたが、
笑っていたのでブレてました。残念!
広いビアホール。
ほとんどが埋め尽くされるほど賑わっていました。
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カフェ シュペルル
泊まっていた所から一番近い場所にあったカフェ シュペルル。
朝の散歩時に一人で立ち寄りました。
テラス席(シャニガルテン)
アインシュペナー
(日本のウィンナーコーヒーに近いもの)
トップフェンシュトゥルーデル
(しっとりとしたチーズの焼き菓子)
ウィーンのカフェの風格を感じる広い店内には、伝統的なカフェにある
多種類の新聞、曲げ木のコート掛けとトーネットの椅子、ビリヤード台があり、
常連客らしき人たちが、早朝から一人、二人とやって来て
思い思いに過ごしているようでした。
まるでここでは、時間がゆっくりと流れているような錯覚に。
いずれにしてもウィーンのカフェは、大人です。